追いかけるスタンス

春一番が吹き、近所の桜並木の蕾がほのかに赤く膨らむ。「春は山笑う。夏は山滴る。秋は山粧う。冬は山眠る。」私はこのたとえが好きです。冬の味噌作り、沢庵作りが終わり、仕事も新年度を迎え、春を迎えると手仕事が慌ただしくなる。先日、無理をして体調を崩してしまったことで、「追われるから追うスタンスでいよう」と学びました。追われた時は無理をしないで、手仕事の時期が横を通り抜けるのをゆったり構えて眺めようと思う。その分、着実に先を進めれる。今回体調を崩して、梅干と味噌汁でとても力が湧き回復することができました。梅干といえば種を乾燥させ、綿袋に入れて靴の消臭剤にしてみようと思います。ふるさと村の秋山先生のおばあちゃまがそれで床を磨いたと言っていました。