楽しく緩やかな食養 よくある質問Q&A

なかなか食養が敷居が高くて難しいと思っている方、オンライン食養をご参照ください。

Q赤ちゃんや子供にも玄米がいいか?

A赤ちゃんや小さいお子さんは咀嚼がうまくできません、逆に胃腸に負担かかり、緑便などの原因になると言われます。玄米は一番固い食品です。健康にいいからでなく、赤ちゃんには玄米クリームをお勧めします。玄米クリームは母乳の代用と聞いています。母乳はお母さんの血液なので、お母さんが健やかに過ごしていること、玄米を食べていれば、おのずと血液を通って赤ちゃんに行くと思います。小さいお子さんにはよく噛む習慣を体で覚えさせてあげれていればいいですが、子供によく噛んでと言っても子供はわからないと思います。お母さんの覚悟が必要ですね。よく咀嚼できない方にはぶつき米を進めるます。

 

Q白砂糖の害 

A日常基本食で元気な体を作っちゃえば、時にはご褒美で食べてもいいと思います。あまりストイックにならないで、自然の循環に沿いながら過ごしてください。大きく分けているのが、単糖類と多糖類です。単糖類はすぐエネルギ―になる白砂糖と思ってください。日常は多糖類のみりんを使います。砂糖でも使うなら黒砂糖を進めています。

料理は砂糖を使わなくて塩だけで旨味を引き出し、十分美味しく料理できます。酵素ジュースの白砂糖は発酵する段階で白砂糖の害はなくなります。甘いお菓子には甘酒を代用することもいいですが、甘酒や酵素ジュースはしっかり糖なので、取りすぎに注意です。

 

Q

A地球に一番最初に誕生した食べ物はミネラルの塩。自然塩は命です。自然塩は命、Naclは化学物質。減塩は要注意です。Naclの塩が出回ったのは1972年塩の専売が始まってからです。それまでは全国の塩田で自然塩がつくられていました。塩の分量は生命が求める塩見です。高血圧や心臓病によくないのは確かですが、これはとりすぎの問題です。

塩分は細胞を正常に保つのに欠かせません。塩は生命の営みにおいて、最も大切です。細胞膜の内側のカリウムと外側のナトリウムがあり、バランスを保つことで細胞が機能します。そのため、カリウムの摂取量に見合うナトリウム(塩分)をとらないと、細胞が正常な状態でいられなくなります。日本人は欧米人に比べ、野菜を沢山食べる分、カリウムの摂取量が多いので、ナトリウムを漬物など取られます。また、肉の中には血が含まれていてナトリウムが含まれています。バランスよく、いい塩(自然塩)を体が必要とする分だけ取ります。

減塩はよく考えてください。バランスよく、いい塩(自然塩)を体が必要とする分だけ取ります。

 

 

Qアルカリ食品

A人間の体は弱アルカリ性です。食べ物からしか接種できません。アルカリ食品は海藻です。出し殻昆布を佃煮にして常備食として進めています。夏は梅干しや梅干しの種と黒砂糖で佃煮にします。春は蕗と昆布の佃煮や山椒と昆布の佃煮、秋はきのこと昆布の佃煮など。

食養の基本は玄米ご飯、お味噌汁、一汁三菜、梅干し、漬物が基本です。これに海藻があります。また、食材以上に噛むことの大切さも言っています。

             

Q身土不二、一物全体てなんですか?周りに緑がない、無農薬野菜がない、時は?

A自分の住んでいる周りのもの、旬のものを取る。ルーティンで決めてしまう。日頃の基本食で元気な体を作る。たまに食べたいものを食べるご褒美日を作る。

自然は循環しています。その中で生きる私達も循環してます。スーパーにキュウリが一年中並んでますが、キュウリは夏のものです。冬にわざわざ取らなくていいです。旬のものを知ることが大切ですね。まずは相手のことを知ることは人間でも同じですね。

 

旬の正直なものを食べて正直に。炎天下の中、育つ健気な夏野菜だけでもこんなにたくさんあります。

l  胡瓜はそれほど高くないけど、ほてった体をひやし、利尿効果もある。

l  トマトは脂肪の消化を助け肝臓の負担を軽くし、肥満や動脈硬化を防ぎ、免疫力や造血機能も高めてくれる。これら効果は加熱しても変わらないからいろんな料理につかってくだい。

l  茄子はコリンという肝臓の働きをよくする物質がいっぱい入っていて、毛細血管を強くするビタミンPC、代謝を促すビタミンB1B2、血液の状態を健全にするカルシウムが豊富。身体を夏の暑さから守ってくれる優れもの。身体をひやす作用があるので、冷え性、婦人病、妊産婦は生を避けて、火を通していただくといいそうです。

l  ピーマンはビタミンADが豊富で、血をきれいにしてくれ、夏バテやシミ、ソバカス、吹き出物に効果があると言われています。何といっても種!種には大切な命が詰まっています。捨てずにいただきましょう。プチプチ食感が美味しいし、楽しいです。

l  苦瓜は苦みの正体モモルデシチンが食欲を増し、胃腸を元気にしてくれます。沖縄や九州では夏の食卓の常連さん。高血圧や糖尿病にも威力を発揮、カルシウムやビタミン類も豊富。特にビタミンCはきゅうりの56倍です。しかも苦瓜のビタミンCは熱にも強いです。サッと湯がいておかかと合えても、炒めたり、佃煮に。

l  オクラは夏野菜の中でも特に栄養価が高いです。独特の粘りに強壮効果があり体が粘り強く。ネバネバはムチンとペクチン。ムチンはタンパク質の消化吸収を助るので、豆腐や納豆と一緒に食べると体力回復。ペクチンはお腹の調子を整え、更に高血圧や糖尿病、動脈硬化を防ぐ効果も。

ネバネバが苦手な時は火に通すと、トロリとなる。モロヘイヤもネバネバ美味しいです。

l  南瓜は夏野菜の中でも栄養満点。皮の濃い緑、身のオレンジかかった黄色は、夏の色。黄色の色素カロチノイドは体の中でビタミンAの働きをして粘膜や皮膚の抵抗力を高める。また、鉄分、ビタミン類も多く、肝臓の働きを助けてくれる。南瓜の旬は夏です!冷暗所に保存して、冬至に南瓜を頂くのは夏の無事終わりの節メかな。

l  青じそは発汗作用があり、胃腸を健康に保ってくれる。漢方薬として古くから「気を下げ、うつを開く」と使われてるそう。夏バテで気力のわかないとき食べると気分が明るくなって、なんだかやる気がわいてくる。何より、後味がさわやかで胃もすっきりです。青じそがたくさん取れる頃、青じその醤油漬けや青じそ味噌を作り置きし、ご飯と共に頂くと美味です。

どうです?夏野菜いただいてしなやかに夏をのりきましょう!

 

Q免疫力を上げる

A①体温を上げて代謝をよくする、体温が一度下がると免疫力は30%も下がります。食事に配慮、

軽い運動、寝る前にお風呂に入り体を温める。

 ②質のいい睡眠をとる。あれやこれやを考えながら寝ない、今日も無事過ごせたことに感謝し、よくやったと上機嫌で寝る。

③腸内環境をよくする。食事を中心に腸内環境を整えれば腸内でコロナウイルスが働く場を作らなくする。毎日お味噌汁を飲みましょう。お味噌には麹菌がいます。

 

④ストレスをためないでご機嫌でいる。過ぎたこと、先のこと、あれやこれやじゃなく今をどう生きるか決めるの連続です。